~アレルギーのお子さんをサポートする新しい制度がスタートしました〜
アレルギー疾患をもつ子どもたちの学校生活をサポートするため、日本学校保健会が教職員向けに、症状の説明や対応策を盛り込んだ指針を作成しました(監修:文部科学省)。 これにともない小中高等学校では、お子さんにアレルギー疾患があり学校でのサポートを希望する保護者に対して「学校生活管理指導表(アレルギー疾患用)」を配布することになりました。 保護者の方は、主治医などに必要事項を記入してもらったうえで、これを学校へ提出します。 学校では全ての教職員がこの情報を共有化し、発作時の対応や給食・運動に関する指導に活かします*。 「学校生活管理指導表(アレルギー疾患用)」には、5つのアレルギー疾患(?気管支ぜんそく ?アトピー性皮膚炎 ?アレルギー性結膜炎 ?食物アレルギー・アナフィラキシー ?アレルギー性鼻炎)ごとに、疾患の内容、処方薬、学校生活上の注意点、緊急連絡先などを記入します。 特に食物アレルギーでは、診断の根拠を示すことになっています。 学校の先生にも子どものアレルギーについてよく理解していただき、適切な対応をしていただければ、安心してお子さんを学校へ送り出すことができます。 *各自治体により実際の運用方法が異なる場合があります。